
医業経営コンサルティングマニュアル3「経営戦略支援業務編」
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本書は、経営状況把握の基本から事業戦略の策定、事業計画の策定、医療制度改革への対応など6つの章立てでわかりやすく解説しています。ぜひご一読ください。
※医業経営コンサルティングマニュアル「経営診断業務」編の後編となっております。
目次
序. 医業経営戦略支援業務の位置づけ
1. 経営概況把握
- 1.1 「治す」医療から「支える」医療へ
- 1.1.1 胴上げ型から騎馬戦型、そして肩車型へ
- 1.1.2 目前まで近づいている「2025年問題」
- 1.1.3 地域全体で高齢者を「支える」医療への転換
- 1.2 地域包括ケアシステムの構築
- 1.2.1 高齢者の在宅生活を支える仕組みづくり
- 1.2.2 地域包括ケアシステムにおける5つのサービス
- 1.3 入院機能の再編
- 1.3.1 2025年に向けて求められる入院機能が変化
- 1.3.2 病床機能を4つの区分へ
- 1.3.3 機能分化し医療機関同士の連携が一層求められる
- 1.4 地域連携への取り組み
- 1.4.1 医業経営における地域連携
- 1.4.2 地域連携の機能
- 1.4.3 地域連携室
- (1)地域連携室の状況把握(2)Patient Flow Management(PFM)
- 1.4.4 地域医療連携推進法人
- (1)地域医療連携推進法人の役割と目的(2)地域連携推進法人の一覧
- 1.5 在宅医療への取り組み
- 1.5.1 在宅医療とは
- 1.5.2 在宅療養支援診療所および在宅療養支援病院
- 1.5.3 在宅医療の主な診療報酬
- 1.5.4 在宅医療の推進ポイント
- (1)医療機関との連携(2)介護サービス事業所との連携(3)情報共有ツールの整備
- 1.6 病医院がこれから求められること
2. 事業領域の確立
- 2.1 事業機会の探索
- 2.1.1 患者構造分析
- 2.1.2 医療サービス分析
- (1)診療レベルの見直しと革新(2)診療の関連する医療サービスの水準(3)地域ぐるみ診療体制の確立
- 2.1.3 組織構造分析
- 2.2 事業コンセプトの確立
- 2.2.1 診療体制の方向づけ
- 2.2.2 事業規模目標の設定
- 2.2.3 業績目標の設定
3. 事業戦略の選択・策定
- 3.1 事業の選択
- 3.1.1 医業経営戦略の決定要素
- (1)成長ベクトル(2)シナジー(相乗効果)(3)競争戦略(4)差別化戦略(5)多角化戦略
- 3.2 事業戦略案の策定
- 3.2.1 事業戦略
- 3.2.2 患者戦略
- 3.2.3 診療戦略
- 3.2.4 人事戦略
- 3.2.5 財務戦略
- 3.2.6 情報戦略
- 3.3 医業経営戦略の基本プロセス
- 3.3.1 医業経営戦略とは、経営戦略策定のねらい
- 3.3.2 医業経営戦略策定プロセス
4. 人事制度
- 4.1 人事制度の構築
- 4.2 人事制度の構築例
- 4.2.1 人事制度の概要(例)
- 4.2.2 人事考課制度(例)
- 4.2.3 昇給基準(例)
- 4.2.4 給与制度(例)
5. 事業計画の策定
- 5.1 事業計画の策定ステップ
- 5.2 各部門の翌年度計画を積み上げる(収支計画)
- 5.2.1 全体計画と部門計画の連鎖
- (1)部門計画設定は経営参加の大切な場(2)計画の連鎖(3)個人と全体の統合を図る
- 5.2.2 部門計画の立て方
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(1)計画とは予算、方針の整合性(2)部門予算骨子作成の手順(3)翌年度部門方針の設定
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(4)部門方針、部門予算骨子の提示と施策の展開(5)グループ計画の積み上げ(6)部門計画との調整と確定
- 5.2.3 部門予算設定における利益目標設定
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(1)全院予算の部門別展開(2)施設別制度は資本利益率 (3)部門別収支制度における部門利益設定
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(4)部門別医業収益高あるいは付加価値管理の病医院 (5)部門別収支制度の間接費配賦基準について
- 5.2.4 医業収支高予算を積み上げる (1)外部要因の分析をする(2)内部要因の分析をする(3)外来患者数および入院患者数を予測する
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(4)診療単価を予測する(5)医業収益高予算を立てる
- 5.2.5 医業原価予算を積み上げる
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(1)医業原価予算(2)材料費、委託費予算の積み上げ
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(3)材料費予算をもとに仕入高予算を立てる(4)人件費予算を積み上げる
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(5)直接経費予算を立てる(6)減価償却費予算を立てる
- 5.2.6 一般管理費予算を積み上げる
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(1)経費の削減を念頭に予算を立てる(2)予算編成に使われるいろいろな原価
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(3)部門別に経費予算を立てる
- 5.2.7 総合収支予算を編成する
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(1)総合収支予算編成の手順(2)部門別収支計画を作成する (3)部門別収支予算編成のポイント
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(4)個人目標設定の着眼点(5)成長目標としての能力開発目標
- 5.3 資金計画表の作成
6. 医療制度改革への対応
- 6.1 地域医療構想
- 6.1.1 2025年の病床必要量に基づいた医療提供体制の構築
- 6.2 病床機能報告制度
- 6.2.1 患者にとってわかりやすい病床編成へ
- 6.2.2 入院機能と実際の患者層を一致させる
- 6.2.3 現状は患者が必要とする機能が必ずしも提供されていない
- 6.2.4 国の医療費だけでなく患者・病医院にとっても望ましい医療提供体制
- 6.3 2025年の必要病床数の推計
- 6.3.1 病床機能別の推計結果と現状の比較
- 6.4 在宅復帰への取り組み強化
- 6.4.1 退院患者在宅復帰への流れの推進
- 6.4.2 慢性期・介護施設にも在宅復帰の加算
- 6.5 地域包括ケアシステムの構築
- 6.5.1 病院「だけ」に頼らず住み慣れた地域での生活を継続
- 6.5.2 地域包括ケアシステムの担い手は開業医