機関誌JAHMC 用語集

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。

【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

病床機能情報報告制度(2013年09月号掲載)

2025年に向けて高齢者の入院医療が急増するのに対処して創設する制度。医療機関が有する一般病床の医療機能を病棟ごとに区分して都道府県に報告するもので、都道府県はこれを基に「地域医療ビジョン」を作成し、医療計画に反映させる。
医療機関の医療機能として厚生労働省が想定しているのは「急性期機能」「名称検討中の機能(従来の亜急性期に相当するもの、またはこれに代わるもの)」「回復期リハビリテーション機能」「長期療養機能」の4つ。医療機関は各病棟の「主たる機能」を選択して都道府県に報告する。
医療機関は同時に病床数、高機能医療機器の配置状況、医療従事者の配置状況、DPC群、主とする診療科などや、入院患者数、入棟前の場所別患者数、退棟先の場所別患者数など、全医療機能に共通する事項も報告する。
厚生労働省は当初、この仕組みを2014年度後半から実施する段取りで、今秋の臨時国会に医療法改正法案を提出する予定でいたが、法案提出は来年の通常国会に見送られた。制度の具体案作りは「病床機能情報の報告・提出の具体的なあり方に関する検討会」(座長=遠藤久夫学習院大学経済学部長)で引き続き検討している。