機関誌JAHMC 用語集

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。

【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

東京圏高齢化危機回避戦略(2015年08月号掲載)

日本創成会議が今年6 月に発表した提言。東京、千葉、埼玉、神奈川の1 都3 県は高齢化により医療・介護
施設に不足が生じるとして、高齢者の地方移住を提言、反響を呼んだ。
提言書によると、千葉、埼玉、神奈川の3 県は2025 年までに高齢者が約5 割増え、東京でも3 割増加する。
そのために東京圏では入院需要が10 年で2 割増え、介護需要は3 県で約5 割増、東京で4 割増が見込まれる。
これらの需要増に対し、医療・介護の提供体制を整えるには80 〜 90 万人の人材を確保する必要があるが、実
現困難なことから、高齢者の地方移住を促進することを提言した。
提言では、医療・介護の受け入れ能力がある二次医療圏の都市として、「急性期医療密度」と介護施設の収容
余力から、北九州市、室蘭市など41 の二次医療圏を挙げている。
日本創成会議は昨年7 月、地方の人口減少の危機的状況から、将来の消滅可能性のある自治体のリストを発
表し、関係自治体に衝撃を与えたばかりか、全国的な関心を呼び起こした。