機関誌JAHMC 用語集

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。

【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

災害レジリエンス(2021年02月号掲載)

新型コロナウイルスの感染拡大で、地震、風水害、火災などとともに、新興・再興感染病も「災害」であるとの認識が高まってきた。 
 レジリエンス(resilience)とは、日本学術会議東日本大震災復興支援委員会・災害に対するレジリエンスの構築分科会の提言によると、「想定を超える極端現象に遭遇してもできるだけ平常の営みを損なわない、また仮に被害が避けられない場合でもそれを極力抑え、さらには被害を乗り越え復活する力」とされている。
 災害レジリエンスを高めるため医療拠点の役割は重要で、1996年には「災害拠点病院」の制度が創設されている。
 昨年来のコロナ禍に際しては、政府・自治体・医療機関のいずれも対策が後手に回っているとの批判があり、新興感染症に対する災害レジリエンスの強化が急務となっている。