介護・障害福祉

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近々老健を開設する予定ですが、生活支援をすることがますます重要になっている現状で、保険外サービスとして便利屋事業も検討しています(思いつきの段階)。他府県では民間の便利屋事業者と提携するといった事例も出始めています。
独自で事業を行うという手もありますが、ノウハウなどなかなか容易ではないと考えております。市場や現状はどのようになっているか、ご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。

介護保険外サービスについては、サービスを受ける要介護者の生活の質の向上にもつながりますし、介護事業者にとっても、保険外サービスで収益を上げることができれば、職員の待遇改善にもつながると考えられ、今後の動向が注目される市場と考えます。
介護事業者が介護保険サービスと介護保険外サービスを行う場合は混合介護になりますが、混合介護には一定のハードルがあります。それは、厚生労働省が「混合介護は、保険内サービスと保険外サービスが明確に区分されていること」という考えを示しているからです。
そのため、老健でどのような保険外サービスを提供するのかはわかりませんが、介護保険サービスと介護保険外サービスは「同時・一体的」に利用してはならないことになっています(連続であれば可)。
訪問介護と通所介護には、厚生労働省から混合介護の提供ルールが示されていますが、それ以外は明確なルールがありませんので、最終的には各市区町村への確認が必要と思われます。

回答日【2018.11.29】

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