採用・人事労務
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事務部門のマネジメント人材育成についての質問です。
当法人も年々規模が増大して、事務職員だけでも80人近くいます。医事や総務、経理、各事業所の事務各々でOJTによる育成は行っているものの、法人全体で次世代のマネジメント人材の育成を図るべきではと考えています。
経営的な視点で物事を考えられる人材を育成したいと考えています(現時点でラダーのようなものは考えていません)。とりあえず意欲のある者が手挙げ方式で参加できるプログラムのようなものを提示して研修を開催するのがよいのではと考えています。何か良い事例や資料等があれば、ご提供よろしくお願いいたします。 -
次世代のマネジメント人材の育成のための研修ということですが、「外部教育機関による研修への参加」と「講師派遣による院内研修の開催」の2つの方法があります。
1.「外部教育機関による研修への参加」について
当協会の講座も1つかと思います。その中で特に「医業経営実務講座」は医業経営に関する13分野を総合的に学べるカリキュラムとなっており、医療機関の方も多数参加しています。
◯「医業経営実務講座」2.「講師派遣による院内研修の開催」について
外部の講師やコンサルタントに依頼し、定期的な院内研修を開催する方法も1つかと思います。メリットとしては、院内の状況や要望を反映した研修が開催できるということがあります。たとえば筆者は、過去に以下のテーマを組み合わせた院内研修を数カ月にわたり開催したことがあります。
・管理者の役割
・組織運営
・組織活性化
・人の管理
・業務改善と問題解決
・経営体の特徴と課題
・今後の医療制度改革の方向 などまた、協会の認定登録 医業経営コンサルタントは、様々な研修を実施していますので、一度、「CONSUL PLUS 」などを活用して相談してみてはいかがでしょうか。
◯医療・介護分野の経営相談とコンサルタントが検索できるサイト『CONSUL PLUS』回答日【2022.2.4】