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用語解説 か行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

がん対策推進基本計画(2013年02月号掲載)

がん対策基本法(2006年6月成立、2007年4月施行)に基づいて策定する基本計画で、2007年8月に次いで2012年6月に2期目の計画が策定された。
今計画で重点的に取り組む課題は、①放射線療法、化学療法、手術療法の更なる充実と、これらを専門的に行う医療従事者の育成、②がんと診断された時からの緩和ケアの推進、③がん登録の推進、④働く世代や小児へのがん対策の充実で、特に働く世代のがん対策を取り上げたことが、今回計画の大きな特色となっている。 
毎年、20歳から64歳までの約22万人ががんに罹患し、約7万人ががんで死亡している。また、がんは40代より死因の第1位となり、働く世代にとって大きな問題になっている。このため基本計画では、働く世代のがん検診率を向上させるための対策、年齢調整死亡率が向上している乳がん、子宮頚がんといった女性のがんへの対策、がんに罹患したことに起因する就労を含めた社会的な問題等への対応が必要であるとしている。
なお、わが国のがん対策は、1984年に策定された「対がん10カ年計画」、1994年の「がん克服10か年戦略」、2004年の「第3次対がん10か年総合戦略」と現行の「がん対策基本法」に基づいて推進されてきた。

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