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用語解説 か行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

介護療養型老人保健施設(2008年04月号掲載)

医療法人で定められた療養病床のうち、介護保険を適用される介護療養病床を介護老人保健施設に転換したもの。2月20日の社会保障審議会介護給付費分科会で名称を正式に決定した。
 介護療養型老健は、既存の介護老人保健施設と異なり、施設要件として①介護報酬算定日が属する月の前12ヵ月間の新規入所者のうち、「医療機関」からの入所者の割合と「家庭」からの入所者の割合の差が35%以上を標準とする、②同じく前3ヵ月間で、全入所者のうち「経管栄養」か「喀痰吸引」の実施者が15%以上、または認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクM(著しい精神症状や重篤な身体疾患がある)の該当者が20%以上、の2点が求められる。
 人員基準は医師1名(他に急性増悪時は外部医師が医療保険で対応)、看護職員6:1以上、介護職員6:1以上(4対1は加算)となっている。
 これらの新型老健は、従来、医療強化型老健とも呼ばれていたとおり、老人保健施設の中でも医療必要度の高い利用者を多く入所させている施設という位置付けとなる。施設サービス費も他の老健よりは高いうえ、施設サービス費に加えて、看取りを行った場合の「ターミナルケア加算」ほかの加算があり、利用者の急性増悪時には外部医師による往診に対する報酬も認められている。

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