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用語解説 あ行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

医療機能情報公表制度(2007年01月号掲載)

医療機関が自院に関する基本情報をはじめ、管理運営の方法、サービス内容や医療連携にかかわること、医療の実績・結果に関する情報を、都道府県に報告して公表する制度。2007年4月から2年間で全国一斉に実施する。
 報告の方法は、都道府県から調査票を医療機関に送付、医療機関は必要事項を記載して書面または電子媒体で提出する。調査票の様式は別に定める事項をすべて含む限り、都道府県が任意に定める。
 報告を受けた都道府県は原則としてインターネットにより、医療機関の報告どおりに公表する。インターネットによる公表に際しては一定の検索機能を有するシステムを整備する。インターネットを使用できない住民に対しては、担当部署や医療安全支援センターなどにおいて、紙媒体またはインターネット端末により公表する。
 医療機関は都道府県に報告した事項について自院内で閲覧に供しなければならない。その際、書面に代えて、電子媒体により情報を提供しても差し支えない。患者から他院についての相談・質問があった場合は、適切に対処するよう努めなければならない。
 届出対象となる情報は、以下のとおりである。(日本医事新報2006.11.4から転載)

届出対象となる情報の例
■2007年度中(基本情報)
名称/開設者/所在地/電話番号/診療科目/診療日/診療時間/病床種別および届出・許可病床数

■2008年度中(抜粋)
1.管理・運営・サービス・アメニティに関する事項
(1)基本情報
(2)アクセス
予約診療/時間外(休日夜間)対応(①時間外(休日夜間)でも対応している、②緊急時連絡先を患者に知らせており、いつでも対応可能、③連携医療機関に電話を転送できるようにいている)/面会時間
(3)院内サービス・アメニティ
医療相談への対応/院内・院外処方/入院食(病院のみ)/外国語対応/障害者や車椅子利用者への配慮/受動喫煙防止対策
(4)費用負担
保険外併用療養費等(病室差額料等)/治験の実施/費用の支払(クレジットカード払いの可否)
2.提供サービスや医療連携体制に関する事項
(1)診療内容、提供保健・医療・介護サービス
学会認定医・専門医/対応可能な疾患・治療内容/対応可能な短期滞在手術/専門外来/健康診断、人間ドック、健康相談/対応可能な予防接種、在宅医療、介護保険サービス/セカンドオピニオン/地域医療連携体制/地域の保健医療または福祉サービス提供者との連携体制
3.医療の実績、結果に関する事項
人員配置/看護配置(入院基本料)/法令に基づく義務以外の医療安全および院内感染対策/診療情報管理体制(オーダリングシステム、ICDコード、電子カルテ、診療録管理専任従事者=電子カルテを除き病院のみ)/治療結果情報(死亡率、再入院率、疾患別・治療行為別の平均在院日数等)に関する分析と結果提供の有無/患者数(病床種別ごと、外来、在宅)/平均在院日数(病床種別ごと)/患者満足度調査

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