用語解説 た行
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
団塊の世代(2025年10月号掲載)
元通商産業省の官僚であった堺屋太一の小説『団塊の世代』に由来する、1947(昭和22)年~1949(昭和24)年の3年間に生まれた世代。「第1次ベビーブーム世代」とも呼ばれる。この3年間の年間出生数は、1947年267.9万人(男137.7万、女130.2万)、1948年268.2万人(137.9万、130.3万)、1949年269.7万人(138.0万、131.6万)で合計約806万人(人口動態統計確定数出生)と、日本において出生人口が突出している世代であり、「2025年問題」の核心として注目されてきた。
2025年となった今年、この世代に該当する人口(日本人のみ)は、1947年生まれ190.2万人(男86.9万、女103.3万)、1948年生まれ195.2万人(90.1万、105.1万)、1949年生まれ180.4万人(83.8万、96.6万)で、合計約566万人である(総務省統計局人口推計2025年9月報:2025年4月1日確定値)。また、団塊の世代全員を含む75歳以上の後期高齢者は2,105万人余(日本人のみ2,096万人余)となる。





