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用語解説 た行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

地域包括医療病棟(2025年04月号掲載)

軽症・中等症の高齢者を主に受け入れ、リハビリテーションや栄養管理、入退院支援などを包括的に提供し、在宅復帰につなげる機能を有する病棟。2024年度の診療報酬改定で新設された。入院料は1日につき3,050点。

主な施設基準として、①看護配置は101、②リハビリスタッフ(常勤の理学療法士、作業療法士または言語聴覚士が2人以上)や管理栄養士(専任常勤1人以上)を配置、③平均在院日数は21日以内、④在宅復帰率80%以上などがある。

新設の背景には、①高齢者の人口増加に伴い、高齢者の救急搬送者数が増加し、中でも軽症・中等症が増加していること、②高齢患者には誤嚥性肺炎や尿路感染といった疾患が多く、とりわけ高度急性期を担う病院受け入れにおいてミスマッチが起きる可能性が高いこと、③誤嚥性肺炎患者への早期リハビリテーションは、死亡率の低下とADLの改善につながることが示されており、④高齢入院患者の一定割合が低栄養リスク状態または低栄

養であり、高齢入院患者の栄養状態不良と生命予後不良は関連がみられるといったことがあり、効率的・持続的な医療提供体制を強化するため、地ケア病棟をもう一歩進めた入院機能として位置付けられた。

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