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用語解説 か行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

外国人看護師・介護士(2008年07月号掲載)

2国間の経済連携協定(EPA)により来日、病院や介護関連施設で就労する外国人看護師・介護士のこと。その第1陣として、7月下旬から8月上旬にかけて、インドネシアから208人の看護師と103人の介護士、計311人が来日する。
 入国の要件は、看護師についてはインドネシアの看護師資格保持者で2年以上の実務経験がある者。介護福祉士は、大学看護学部枠業者等または高等教育機関で一定以上の教育を修了し、同国の介護士として認定された者となっている。
 入国後は半年間の日本語研修を受けて、小学3~4年生程度の会話力を身につけ、来年1月から病院、介護施設で就労、研修を受ける。看護師は3年、介護士は4年以内に日本の資格を取得することとし、資格取得後は引き続き就労できるが資格を取得できない場合は帰国することになっている。
 1施設あたりの受け入れに際しては雇用契約を結び、日本人看護師・介護士と同等以上の報酬を受ける。ただし、インドネシア人の場合は、病院・施設の配置基準には含まれない。
 インドネシア人看護師・介護士の就労に至る経過を日を追って示すと次のようになる。
5月16日 参議院本会議がEPA協定を承認
5月19日 受け入れ実施の指針を官報で告示。同指針は国際厚生事業団を受け入れに関する唯一のあっせん機関とした。
5月22日 国際厚生事業団による説明会。受け入れ希望機関の募集開始
6月1日1 応募締切。看護師コース70機関、介護士コース128機関、合計198機関から応募。
6月5日1 インドネシアで選抜開始。応募者は介護士候補103人(初年度受け入れ枠300人の3分の1)。看護師候補は174人、追加募集で208人に(10日)。
6月13日 事業団、受け入れ機関の審査結果発表。
7月1日1 協定発効の予定。
7月下旬 インドネシアから第1陣が来日。語学研修開始。
2009年
1月下旬 インドネシア人看護師・介護士の就労、研修開始。
 EPA協定による看護師・介護士の入国はインドネシアが第1号となるが、引き続きフィリピン、タイ、ベトナムからの来日も予定されている。

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