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用語解説 さ行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

新人看護職ガイドライン(2014年04月号掲載)

新人看護職の臨床研修の進め方について、2010年4月に「保健師助産師看護師法」と「看護師等の人材確保の促進に関する法律」を改正して設けた、医療機関の努力義務を示した指針。3月に初の改定版が公表された。
 内容は、資格取得後1年以内に指導なしで自立することを目標にして、看護職員として必要な基本姿勢や態度、看護技術など75項目を示しているほか、ガイドラインを活用した研修プログラムなどを例示している。
 ガイドラインの構成は①新人看護職員研修ガイドラインの基本的考え方、②新人看護職員研修、③実地指導者の育成、④教育担当者の育成、⑤研修計画、研修体制の評価—からなる。核となるのは①新人看護職員研修の項で、研修内容と到達目標、研修方法、研修評価に分けて、具体的な研修項目を明示し、研修プログラムの例などを掲げている。参考までに、看護技術を支える要素を以下に引用する。
1 医療安全の確保
①安全確保対策の適用の判断と実施
②事故防止に向けた、チーム医療に必要なコミュニケーション
③適切な感染管理に基づいた感染防止
2 患者および家族への説明と助言
①看護ケアに関する患者への十分な説明と患者の意思決定を支援する働きかけ
②家族への説明や助言
3 的確な看護判断と適切な看護技術の提供
①科学的根拠(知識)と観察に基づいた看護技術の必要性の判断
②看護技術の正確な方法の熟知と実施によるリスクの予測
③患者の特性や状況に応じた看護技術の選択と応用
④患者にとって安楽な方法での看護技術の実施
⑤看護計画の立案と実施した看護ケアの正確な記録と評価

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