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用語解説 ま行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

未収金(2010年07月号掲載)

診療報酬のうち、患者から窓口で徴収すべき一部自己負担金の未徴収額。その損金処理額が近年増加する傾向にあり、長引く景気低迷の影響もあったとみられている。
 厚生労働省は2008年7月「医療機関の未収金問題に関する検討会」報告書をまとめ、2009年度から「医療機関未収金対策支援事業」(2009年度5,970万円、2010年度3,021万円)を実施していたが、予算の執行状況を自ら検証する「行政事業レビュー」で「直ちに廃止」することが決まった(5月31日)。
 同省が2009年医療施設経営安定化推進事業の一環として実施した「2008年度病院経営管理指標」の調査報告書によると、1医療機関平均の未収額は2006年度末6,281万円、2007年度末5,974万円、2008年度末5,965万円とほぼ横ばいだった。一方、損金処理額が2006年度末433万円、2007年度末501万円、2008年度末581万円で、2008年度末は2006年度末比で34%増加している。
 未収金は医業収入の約2%を占め、未収金に占める損金処理額の割合は9.7%にのぼっている。
 未収金の回収方法は「電話催促」が30.4%と最も多く、次いで「文書催促」が29.4%、「訪問」が18.4%で、「裁判所による支払催促」は2.8%、「債権回収業者の利用」は2.2%にとどまっていた。

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