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用語解説 な行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

認定薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)(2022年07月号掲載)

特定の機能を有する薬局として「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部を改正する法律」(2019年12月公布)により、2021年8月1日に施行された認定制度。都道府県知事が認定する。
「地域連携薬局」は、患者の病院、診療所への外来受診時だけではなく、入退院時や在宅医療の服薬情報についても、連携して対応できる薬局である。また、地域の他の薬局に対し医薬品を提供したり、医薬品情報の発信、研修実施により他の薬局の業務を支援する。さらに利用者(患者)が関わる介護施設等とも連携する。そのために、利用者の心身の状況に配慮する構造・設備を整え、必要な医薬品や薬剤情報を提携医療機関と共有、在宅患者への薬剤・薬剤情報を提供する体制を整える必要がある。2022年5月31日現在2,696軒が認定。
「専門医療機関連携薬局」は、がんなどの専門的な薬学管理が必要な利用者(患者)に対し、他の医療機関と密接に連絡を取りながら専門的な薬学管理や調剤に対応できる薬局のことで、学会認定等の専門性の高い薬剤師の配置などが必要とされる。2022年5月31日現在110軒が認定。
これらの薬局には、他の薬局に対し必要な医薬品を提供するばかりでなく、専門性の高い情報の発信、高度な薬剤管理に関する研修等を実施することが求められる。利用者に配慮した構造設備、必要な医薬品、薬剤情報を提供する体制を関係医療機関と共有し、専門的な知識に基づく調剤および指導の業務を行う体制を整える必要がある。

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